小さなカフェがオススメの“売り”メニューを作っておくべき理由とは

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どんなメニューにしたら
お客さんが来店して
くれるだろうか?

 

これから
小さなカフェの
開業を考えている方や、

もしくは、
すでに開業している方で、

メニューについて
悩んではいません

 

カフェだからって、

  • 珈琲はあって当たり前
  • 定番のチーズケーキやガトーショコラ
  • パスタやワンプレートのランチ

などと、

一般的な感覚で
メニューを決めようと
してはいませんか?

 

それだと、
悪くはありませんが、
正解とは言えません

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

一般的なメニューって、あなたのお店じゃなくてもどこでも食べられますしね

 

お客さんが
あなたのカフェに行ってみたい

そう思われる為に
“売り”となるメニューを
準備しておきましょう。

 

今回は、
あなたのお店を選ぶ
きっかけになりえる、

“売り”のメニューを
作るべき理由について
解説したいと思います。

 

 

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なぜ“売り”のメニューが必要なのか?

小さなカフェでは
お店のことを
知ってもらう為に、

いわゆる
“売り”のメニューは

絶対にあるべき
と言っても過言ではありません。

 

では、
なぜ“売り”のメニューが
絶対に必要なのか
考えていきましょう。

“売り”のメニューで来店する理由を提供する

“カフェ”という業態で、

よくあるごく一般的な
料理やデザートを宣伝したり、
メニュー表にラインナップ
していたとして、

果たしてお客さんは
あなたのお店に
興味をもってくれるでしょうか?

 

一般的な普通のメニューだと、

残念ながら
飲食店の醍醐味である、

料理に関しての
情報がないのと同じです

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

いくら味が美味しくても、その情報は伝わらないままです

 

あなたのお店に魅力を感じて、あなたのお店でなければならない理由

これがなければ
他のお店でも構わない
という事です。

 

では、
お客さんは次に何を
考えるでしょうか?

  • 家から近いお店
  • 値段が安いお店
  • 知り合いのお店

特徴がなければ別の理由で
お店を選ぶ事になります。

 

しかし
“売り”となるメニューがあって、

お客さんがそのメニューを
目的にしてくれたのなら

いくら家から遠かろうが、
いくら値段が高かろうが、
いくら知らないお店だろうが、

お客さんは
あなたのお店を選んでくれます

 

あなたのお店が料理以外の特徴で、お客さんに来てもらえるきっかけを提供できるのであれば問題はありません。

しかし
そうでなければ、

少し極端でも良いので
“売り”となるメニューを
最初から狙って用意し、

あなたのお店でなければ
ならない理由を提供しましょう

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

そもそもカフェとは何屋さんなのか分かりづらい業態なので少し極端くらいが良いですよ

 

“売り”のメニューで見込み客に届ける

例えば
あなたの地域にも、

超大盛りメニュー
だったり、

超激辛メニュー
などを

出しているお店が
あるのではないでしょうか。

 

そのメニューがあることで、

そのお店に
興味がなくても知っている

なんてことありませんか?

 

実はここが大きなポイントです。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

変な話、美味しくなくても構いません

 

“売り”のメニューがあることで、

あなたのお店に
興味がなかった見込み客が

あなたのお店に
興味を持ってくれる
可能性があります。

 

見込み客を
取りこぼさない為に、

とにかくお店に
興味を持ってもらうための
アピールをする上で

“売り”のメニューは
とても大事なんです。

 

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“売り”のメニューの作り方

ではどのようにして、
“売り”となるメニューを
作ったら良いのでしょうか。

 

先程お話した、
大盛りや激辛メニューも、

簡単に作れるインパクトのある
“売り”となります。

 

しかし、
そんな簡単に
「“売り”のメニューなんて作れない」
そう思うかもしれませんが、

ポイントさえ押さえれば
必ず“売り”のメニューを
作ることはできます。

“売り”のメニューは見た目から

では、
あなたが絶対に
食べてもらいたい、

自信のあるメニューが
あったとします。

 

そのメニューを
“売り”にする為に、

一番大事にしなければ
ならないのは見た目です。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

「美味しい」ではなく、大事なのは「美味しそう」です

 

新しいお店だったり、
行ったことのないお店を、

お客さんは
味覚ではなく
視覚で判断します

 

「味さえ良ければお客さんが来る」
というのも
間違いではないのですが、

正直、
時間がかかります

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

運転資金に余裕があれば“味”で勝負して、時間をかけてお店を作り上げていくのも良いでしょう

 

オープンして
すぐに認知してもらう
ためには

“味”だけではなく、
それと同じかそれ以上に
見た目が大事な要素となります。

 

どんなメニューでも“売り”にできる

あなたがオススメしたい
料理が思いつかなかったり、

これだ!
と思うものが
無くても構いません。

 

一般的なメニューでも
“売り”にする事が出来ます。

 

それはわりと簡単な事で、

料理の技術だけで
勝負をするのでは無く、

様々な要素で“売り”のメニューを
つくり上げていきます

 

具体的には
次のような内容で
つくり上げていくと良いでしょう。

  • 盛付けにこだわる
  • 写真の撮り方にこだわる
  • 量にこだわる
  • 器にこだわる
  • 名前にこだわる
  • 食材(珍しいもの)にこだわる

何かひとつに
特別こだわってもいいですし、

全部をバランスよく
こだわっても良いでしょう。

 

これらを見ておわかりの通り、
「食べて初めて気づく」
というものではありません

あくまで
食べる前から気になるような
仕掛けをする
というのがポイントです。

 

例えば、
あなたがお客さんに
ぜひ食べてほしい
パンケーキがあったとします。

味は良くても、
それ以外に特徴が無いとしたら、

地味だった盛り付けも見栄え良くし、プロのカメラマンに撮影してもらい、インスタ映えするお皿に盛り付ける。名前は覚えてもらいやすい名前か、もしくは気になるってしまうような名前にする。

 

料理の技術以外を
努力する事で、
簡単にお店の“売り”が
出来上がります。

 

料理の腕(味)を
追求するだけでなく、

同じくらいそれ以外の部分を
追求してみましょう。

 

“売り”のメニューは必ず利益を生ませる

“売り”のメニューは
なんでも良いと言っても、

確実に利益の出るメニュー
であることが基本です。

 

一番たくさん注文されて、
お店の売上の柱
なるものにします。

 

つまり
絶対に安売りをしては
いけません。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

「値段が安い」を“売り”にするのは絶対にいけませんよ

 

自信を持って提供するメニューだと、
「たくさんの人に食べてもらいたい」という思いから、
「安く提供したい」と思ってしまいがちです

 

それをやってしまうと、
その商品が、

出れば出るほど
大変な思いをするのは
あなたですよ

 

あなたはお店を経営する立場として、必要な売上に対して客単価、席数、回転率、他のメニューとの整合性様々な事を考慮して判断しなければなりません。その時に、果たして本当に適正価格なのかを考えると安売りなんてできません。
更に言うと、飲食店とは労働集約型のビジネスです。
体を動かして働いた分だけが売上になります。

 

そう考えると、
いかに楽して稼ぐか
です。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

嫌な言い方ですが、10年後も同じ体力で働けるとは限りませんから、常に意識しなければなりません

 

先程の
大盛りメニューなんかを
ほとんど利益の出ないほど
安売りしてしまうと、

シンプルに体が疲れるだけです

 

大盛りにするなら
それ相応の値段を
付けなければなりません。

大盛りがメインではなく、
安売りがメインにならないように

 

適正価格を意識して、
儲けを第一に考える。

“売り”のメニューは
儲けが出るもの
ある事が大前提です。

 

 

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近所のピザ屋さんの話

私のお店の近くに
有名なピザ屋さんがありました。

そのピザ屋さんは決して、有名なシェフや大会で優勝したことのあるような方がやっているお店ではありませんでした

肩書だけでいけば
いわゆる
一般的なピザ屋さんでした

しかし、
そのピザ屋さんは
オープンして間もなく、
超有名店へと上り詰めたのです

なぜ、
この何の変哲もないような
ピザ屋さんが超有名店になったのか?

カフェ オーナー
カフェ オーナー

このお店の経営方法が、大変興味深いものでしたのでご紹介したいと思います

わかりやすく食べ放題

オープン当初
このピザ屋さんは、

ランチ・ディナー全て食べ放題のみのメニュー

でした。

まず、
この時点で、
お店の“売り”が
明確になっています

 

そしてさらに
その食べ放題では
ある程度の枚数に達した時点で、

本日で何万枚焼きました

という、

提供したピザの枚数をカウントして告知

という数字を使って
お客さんが興味を引きそうな
宣伝をし始めます

 

食べ放題である
ピザの枚数は
日に日に積み上がり、

何万枚売ったピザ

という
ブランディングが
出来上がります

 

こだわりのお店へ

「○万枚売ったピザ屋さん」

このブランディングは大成功し、
知名度は爆上がりします

 

そして
いつしか食べ放題は無くなり、

次に行ったのは、

  • 生地にこだわり
  • ソースにこだわり
  • チーズにこだわり
  • 具材にこだわり

全てに
「こだわりをもったピザ」という事を
全面に出していきます。

 

つまり
こだわりのピザ屋さん

として高級店へ方向転換し、
さらに知名度や信頼性のある
お店へと成り上がりました。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

食べ放題じゃなくなっても客単価は落としていません

お店づくりでストーリーを作る

今現在、
そのピザ屋さんは、
まだまだ次のステップが
あるのかもしれません。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

現段階でも地元だけでなく、県外からもお客さんが来るような超有名店となっています

 

ピザ専門店では珍しい

「食べ放題」

という“売り”で宣伝をし、

 

さらに、
視覚的にわかりやすく

「○万枚売ったピザ」

というキャッチコピーで
お店の認知度を高めます

 

そして、
お店を高級店とし、
しっかりと利益の取れる
商品をつくり上げました

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

正直、ここだけの話ですが「高級店」であると宣伝をする前と後とで、そんなに原価は変わってないとの事でした

 

結局、
お店側の発信次第で
お客さんの意識は
大きく変わります

 

あくまで
お店主導で作り上げられた
唯一無二のお店の
出来上がりでした。

 

最初から
「こだわりのお店」
という宣伝だけで、

これだけ有名店に
成れたでしょうか?

 

営業しながらお店をブランディングし、そのストーリーがお店の売りとなり、キャッチコピーとなり、新たなお店のスタイルを築き上げる

素晴らしく
お手本のようなお店で、

決して
簡単に出来るものでは
ありません。

しかし
このように
戦略的に目的を持って
行動することで、

お客さんからも
価値のあるお店として
見られやすくなる。

 

カフェ オーナー
カフェ オーナー

このピザ屋さんから学べる教訓ですね

 

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売りのメニュー:まとめ

  • “売り”のメニューを作ることであなたのお店でなければならない理由を提供する
  • “売り”のメニューは見た目を大事にして、味以外の部分でも努力を重ねる必要がある
  • “売り”のメニューは必ず利益が生まれるものにして、お店の経営を必ず最優先に考える
  • 戦略的に目的を明確にして、お店主導でお客さんの意識を変え、選ばれるお店にする

あなたが
必ず売りたい
メニューはありますか?

そのメニューは
果たしてお客さんに
届くでしょうか

そして
ちゃんと利益を
生み出してくれる
ものでしょうか

 

あなたのカフェ経営で、
必ず必要になる
“売り”のメニューを
しっかりと考え、

お店を知ってもらう
努力をすると良いでしょう。

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