小さなカフェでも食器洗浄機は“買い”であると言わざるを得ません

開業準備

あなたは食器洗浄機を
使用したことはありますか?

 

飲食店で働いたことの
ある方であれば、
ほとんどの方が使ったり、
目にしたことがあるのでは
ないでしょうか。

 

当たり前過ぎて
気づいていない方もいると思いますが、
あれ、めちゃくちゃ便利なんです

 

ちょっと大きな飲食店であれば
必ず食器洗浄機はあります。

今は小さなお店でも
導入しているところは増えてきています。

 

それくらい食器洗浄機は
必要とされています

厨房機器としてもなかなか
高額といえる食器洗浄機。

 

高額な食器洗浄機が
なぜこんなにも需要があるのか、

そこには“めちゃくちゃ便利”
という理由以外に確固たる理由があります。

 

それは
費用対効果が抜群だということ

 

今回はそんな費用対効果があって、
めちゃくちゃ便利な
食器洗浄機について解説したいと思います。

 


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食器洗浄機を導入する一番のメリットは意識変化

提供するメニューの内容によるかも知れませんが、
10席以上のお店であれば食器洗浄機は
確実に“買い”です

つまりほとんどのお店に必要と言えるのではないでしょうか。

 

では、なぜ食器洗浄機があると良いのか。

 

食器洗浄機を導入することで得られるメリットといえば、

  • 洗い物をする時間が極端に減らせる
  • 手洗いよりも殺菌性があり衛生的であること
  • 水道代が節約できる

ざっとこんな感じの事をイメージ出来るかと思います。

 

特に
「洗い物をする時間が極端に減らせる」
という部分に大きなメリットがあると言えます。

単に時間が減らせるから良いというのももちろんではあるのですが、
洗い物に対する意識を変える
ことが出来ます。

この事が一番のメリットと言えるでしょう。

 

食器洗浄機が無いと洗い物がストレスに

実を言うと、
私のお店では当初
食器洗浄機を設置していませんでした。

途中から設置したのですが、
あきらかに作業効率が良くなりました

 

それまで導入していなかったことを
悔やむほどに劇的な変化

 

オペレーションも良くなり、
ワンオペもスムーズになりました。

 

団体さんの後片付けも、
半分以下の時間で洗い物が終わります

それまでは、
アルバイトを先に帰して
1人夜遅くまで残ってせっせと洗い物をしていました。

 

ランチタイムでは料理を作りながら
ちょっとでも空いた時間に洗い物をして
また調理して、
レジして接客して、
また洗い物をして…。

 

作業している時、
常に頭の片隅に「洗い物をしないといけない」という意識がありました。

 

よって、仕込みをするにしても
洗い物がたくさん出るような仕込みはストレスになるほど

 

店主が洗い物をしている場合ではありません

洗い物では利益は生まれません。

しかし洗い物をしないと営業できませんよね。

 

洗い物をしながらの営業では時間も取られますが、
意識も取られます

 

洗い物を気にしなくて良くなるだけで
考えるべきことを考えられるようになります

 

それは食器洗浄機が無い時には感じなかった事でしたが、
食器洗浄機を設置してから気付く事ができました。

 

お店の経営は本当にやることがたくさんあります。

それゆえに、
経営者は洗い物をしている暇なんて本当はありません

 

正直、経営者以外がやるべき仕事なんです。

その時に何を選択するのか。

  1. アルバイト代を払うのか
  2. 食器洗浄機代を払うのか

この2択です。

 

そしてその正解は
購入でもレンタルでもリースでも
何でも良いので、
食器洗浄機にお金を掛ける事です。

 

もちろん、
私の店ではそうだったというだけで、
どんなお店にも当てはまるわけでは無いかも知れません。

 

しかし私のお店で食器洗浄機は、
確実にお金を生み出す手段として、大活躍していたことは間違いありません

 



 

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食器洗浄機の種類は大きく分けて2つ

お店で使われている食器洗浄機には大きく分けて2タイプあります。

 

  1. アンダーカウンタータイプ
  2. ドアタイプ

 

どちらを選ぶかは厨房の広さによって異なります。

ではどういう状況だとどちらのタイプが良いのでしょうか。

 

アンダーカウンタータイプ

簡単にいうと、
アンダーカウンタータイプは低い位置(作業台の高さより下)に扉があって、
扉を手前に開くタイプです。

高さが作業台と同じ(約80cm)になるので、
客席から厨房が見えるお店だとすっきりした印象になります。

上の部分は作業台にも出来るので、
お客さんから見えない
カウンター下に設置したりするのにも丁度いいですね。

 

ただ、デメリットも。

 

扉を手前に開くので、
その扉の分だけ場所を取ります

 

わずか数十センチかとお思いでしょうが、
狭い厨房だと致命的です。

ただでさえ場所を取る食器洗浄機に、
さらに扉の部分も考慮しておかなければなりません。

 

これが作業の導線にある場合、
扉が開いた状態だと
邪魔で邪魔でしょうがありません

 

しかも低い位置にある為、気づかないことも…。
私は以前勤めていたお店で何度もヒザをぶつけました…。

 

なのでこのアンダーカウンタータイプの食器洗浄機は、
角に設置できない場合はオススメできません

 

ドアタイプ

こちらがドアタイプ。

 

ドアタイプはドアが上に開きます

 

形はコレ以外にもありますが、
イメージとしては
シンクと同じ高さでそのまま洗い物を入れられる
というのが特徴ですね。

 

アンダーカウンタータイプだと、
ラックを両手で持ち上げて洗浄機に出し入れしなければなりません。

このドアタイプでは、
洗い物をしながらその流れでスムーズに洗浄機に入れることが出来ます。

 

それとドアが上に開くので、
アンダーカウンタータイプみたいに
開いたドアの部分の面積を取られません。

 

こちらのデメリットとしては、
背が高くなるので狭い厨房だと少し圧迫感があります。

お客さんから見られた時に少し見栄えが悪いかもしれません。

 

ラックもわりと場所を取る

簡単にまとめると、

アンダーカウンタータイプの特徴
  • 低い位置に収まって見栄えが良い
  • 上の部分は作業台として使える
  • 開いたドアの部分も意識して、設置場所を考慮する必要がある
  • ラックを両手で持ち上げて移動する必要がある
ドアタイプの特徴
  • 片手で洗い物がスムーズに行える
  • アンダーカウンタータイプに比べてドアの分だけ面積を狭く収められる
  • 背が高いので厨房の圧迫感がある
  • お客さんから見られる厨房の場合、設置場所を考慮する必要がある

 

どちらが良いかはあなたのお店の
厨房の広さや形や導線をしっかりと考慮して選ぶ必要があります。

 

それと狭い厨房ならではの由々しき問題ですが、

ラックを置く場所も忘れてはいけません。

 

ラックとは食器洗浄機に入れるトレーのようなもの。

↑これを置くスペースですね。

 

これはどちらのタイプの食器洗浄機にも言えますが、
このラックを置くスペース分をどこかに確保しておかなければなりません。

 

一回洗浄機にかけて取り出して、また洗浄機にかけて取り出して…と、

これを繰り返してはせっかくの優秀な食器洗浄機の意味がありません。

 

ラック2つ以上を駆使して食器洗浄機を使いこなさなければなりません。

 

その為には最低でもラックを1つ置けるスペースを確保する必要があります。

 

アンダーカウンタータイプなら上の部分は作業台にもなりますが、
そこはもはやラックを置くスペースとなるでしょう

 

ドアタイプであれば確実に、
別でラックを置くスペースを確保しなければいけません

 

狭い厨房だと案外それを確保する場所が難しいと思います。

狭い厨房だからこそ、
ありとあらゆるところに配慮した、
配置を考えていかなければなりません。

 

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食器洗浄機の導入方法

業務用の食器洗浄機はこのように場所も取るし、
びっくりするほど値段も高額です

 

そんな場所も取るしお金もかかる食器洗浄機ではありますが、
導入する事を強くおすすめします。

 

いいえ、導入すべきでしょう。

 

それくらい食器洗浄機は働いてくれます。

 

ただやはりネックになるのが費用ですよね。

どんなに安くても20万円以上は余裕でします

 

そこで、
購入が難しいと思うのであれば、
中古の購入や、リースも検討してみましょう。

 

購入するには新品か中古

高額であるがゆえ、
やはり初期投資としては少し億劫になってしまいがちですよね。

 

しかも自分が楽するために購入するような感覚になってしまいがちですし。

先ほどもお話ししたとおり、
決して楽するために導入するわけでは無いのですが、
確かに高額で購入するのに気が乗らないのもわかります。

 

そこで、
中古を購入するという手もありますが、
故障するリスクは高くなります。

 

そこを気にしないのであれば、
お試しで安い中古を購入するのもひとつの手として良いですね。

 

 

リースもおすすめ

新品・中古の購入以外で他の導入方法としては、
リースというものがあります。

 

リースであれば、
初期投資にお金がかかりません。

月々定額を支払う事になります。

 

しかし購入に比べてリースだと
最終的に支払う金額は利息の分は割高になります

 

初期投資にお金を掛けるか、
リースで月々の支払いをするか。

お店の経営によって考え方がそれぞれあると思います。

 

リースは初期投資がおさえられる以外にメリットとしては、
業者さんが定期的に点検をしに来てくれます。

食器洗浄機の点検のついでに
他の冷蔵庫や冷凍庫も一緒に点検してくれるなんて事も。

 

なので、
故障などのトラブルが少なく
余計な心配がひとつ減ることもメリットと言えるでしょう。

 

ただひとつ
忘れてはいけない大きな注意点としては、
もし必要なくなったとしても解約は出来ません

 

リース料を支払い終わるまでは
万が一お店が閉店したとしても支払い続けなければなりません

 

リース料を支払う期間はだいたい6年です。

つまりリースしてから6年以上は
確実にお店を続けなければなりません

 

これってかなりプレッシャーですよね。

 

こういったデメリットやリスクも考慮して、
購入かリースかを検討してみましょう。

 

ちなみに万が一、リースが終了していない状態で閉店をしなくてはならなくなった場合…

同じ物件で次に飲食店をしてくれる人を見つけて、その人に残りを支払い続けてもらう事で解決します。
もしかしたら同じ物件じゃ無くても別の場所で必要としている人がいれば、移設して別の人に譲り渡し、支払い続けてもらうという事も、裏ワザ的に可能なようです。
ただ、これは正式な方法では無いようなので、導入した業者さんにしっかり相談してアドバイスをもらいましょう。

 

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食器洗浄機:まとめ

今回は私の考える食器洗浄機の導入についてと、
食器洗浄機のメリット・デメリットをお話ししました。

わりとデメリットが目立ったように感じられたかも知れませんが、
小さなカフェを経営した経験からのリアルな感想なので、
事実ベースでお話ししました

それでも、
お金で時間を買ってそれ以上の価値を生み出す。

この基本的な考えをもとに、
食器洗浄機は効率よく時間を節約し利益を生み出す
という事に特化していると確信しています。

高額ではありますが、
購入しても充分に価値のあるお金の使い方と言えるでしょう。

リースで月々支払う料金でも、
充分に回収できるほどの能力があります。

是非、食器洗浄機の導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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